【校長日記】 色丹島訪問記 −27−
- 公開日
- 2015/08/14
- 更新日
- 2015/08/14
校長日記
平成25年度 北方四島交流訪問事業(教育関係者・青少年)の報告です。
夏休み中を利用して、平成25年度 北方四島交流訪問事業(教育関係者・青少年)の報告をしています。
今日は穴澗初等中等学校について、書ききれなかったことを紹介します。
(写真上)
学校のグランドです。
いろいろな遊具がありますが、狭く球技は出来ません。
球技は体育館でやるそうです。
ランニングは、学校の敷地の外周を走ります。
(写真中)
生徒の日本語の自由研究です。
おそらく、日本からの来客があるということで、気を遣ってくれたのでしょう。
松尾芭蕉の「奥の細道」 を調べています。
「古池や 飛び込む 水の音」 「かわず」の文字が抜けているのが子どもらしいですね。
「しばらくは 瀧にこもるや 夏の初め」
かつて、この学校からお茶の水女子大学に進学した生徒がいました。
この生徒も日本に来てくれるかもしれません。
(写真下)
校舎から廃墟が見えます。
1994年(平成6年)10月4日、北海道根室半島沖約200kmを震源とする、マグニチュード8.2の大地震がおきました。北海道東方沖地震 です。
北方領土にも大きな被害があり、多くのロシア人が本土へ帰りました。
写真の建物は、ロシア軍関係の建物でしたが、そのまま放置されています。
色丹島内には、こうした建物があちこちに残っています。