学校日記

9月17日 第3回学校運営協議会 開催

公開日
2019/09/17
更新日
2019/09/17

9月

第3回学校運営協議会を開催しました。今回は、学習環境調査(児童・保護者・教職員・地域住民の四者対象 7月実施)の速報値から学校の抱える課題について協議していただきました。

○保護者対象調査結果によりますと、「先生たちが保護者とうまくコミュニケーションをとっている」と感じておみえの保護者は約5割でした。教職員が保護者と話をする機会やタイミング等について、例えば家庭訪問で考えてみると、「家庭の位置を確認するのみとなったことで、(休みが取りづらいこともあり)ありがたい」との声もあれば、「PTA総会後の学年・学級懇談会の場ではなかなか話づらいので、家庭訪問という相談の機会はあってほしい」との意見もあり、家庭ごとに「うまいコミュニケーション」の判断尺度はさまざまだということでしょうか。とはいえ、先日の大雨警報発表による学校待機対応時の情報発信を例に考えてみると、保護者のみなさんが、「わが子を迎えにいってもよいものかどうか」「わが子はどこで待機しているのか」「電話で尋ねてもよいものか」等、随分迷われたことを伺い、学校はこうした思いに応えるコミュニケーションに心がけていかねばなりません。
○児童対象調査結果によりますと、「お互いの気持ちを分かり合おうとする児童が多い」と感じている児童(4〜6年)は約7割でした。「私は学校のきまりを守っている」と回答した児童(4〜6年)は、8割に届きませんでした。現在、あいさつの声が小さいことに課題意識をもち、登校後に各門でのあいさつ運動を一部の6年生が始めてくれています。自らの課題について話し合い、校風を高めようと動き出すことのできる児童の存在を頼もしく感じています。教職員は、児童の意見を積極的に取り入れた魅力ある学校づくりをすすめたいと考えています。

今回の速報値からは、まだまだ学校運営協議会制度の存在やよさが十分に浸透しているとは言えないところがあります。運営協議会会長からは、次回12月25日開催予定の第4回会議では、「何ができるのか」「何をすべきなのか」についてを協議題とすることを提案いただきました。

本日は、学校改善にむけ、多くのご意見をいただき、誠にありがとうございました。