学校日記

10月7日 今日の学び キャリア教育講演会を開催

公開日
2019/10/08
更新日
2019/10/08

10月

10月7日(月)、6・5年生対象にキャリア教育講演会を開催しました。講師には、本校に関わりの深いお二方をお願いしました。PTA親子ふれあいケーキづくりの講師をお勤めいただいているシェフさんと、本校卒業生で、校区に靴磨屋をはじめて1年近くになる店長さんです。仕事の内容や魅力、人生の先輩としてのメッセージをうかがいました。

ケーキづくりという仕事について
シェフ「日々、続けることで自分見つけ」
フルーツの皮は鋭くむき、美味しい形づくりを心がけています。何事も基礎が大事です。基礎ができていれば、いろいろなことを考えることができます。私は、お客様への「幸せのプレゼント」の気持ちで、お菓子が輝き、わくわくするショーケースにしたいと思っています。自分の仕事を自分で選んだわけですから、しっかりやり遂げたいものです。
私がつくるケーキは、自分以上のものでも自分以下のものでもなく、自分自身を反映しているものです。怠けてしまえば、それがお菓子に出てしまいます。今日の自分と、明日の自分を比べ、自分のできることを続けていきたいと考えています。

靴磨きという仕事について
店長「やり続けることで何かが変わる」
私のような靴磨屋は全国に40店舗ほどしかありません。愛知県内には4店舗のみです。お店の看板に「TAKE A NEW STEP(新しい一歩)」と書いています。足下はいつも見られているものです。私は、新しい靴で、新しい一歩をお客様に踏み出しいていただきたいと思いながら、職人としてのこだわった目で靴を磨いています。
自らが購入した靴を大切にしたいとの思いから、いろいろ調べ続け、気が付けばいつの間にか靴磨屋になっていました。これからは、どんなことでもプロになれる時代です。探究する,突き詰めることで,一流をめざすことが大切だと思います。

今回のキャリア教育講演会が、「なりたいこと」「してみたいこと」について、じっくり考えるきっかけになってほしいものです。さらに、10月8日(火)には、6年生が2019モノづくり魂浸透事業を通して、10年後の未来について考えていきます。