学校日記

12月2日 今日の学び

公開日
2019/12/02
更新日
2019/12/02

12月

朝礼(ライブ校内放送)より

生活委員会からの話
最近,寒くなってきました。みなさんは,「長縄オリンピック」に向けての練習は進んでいますか。12月の生活目標は,「優しい言葉遣いで話そう」です。友だちと話をする時は,優しい言葉遣いを心がけましょう。

校長あいさつ
さて,今朝は手元に昨日の新聞と「あいち人権情報」をもってきました。「人権について,考えてみよう」とのポスターが掲載されていたからです。「みんな,ちがう。だからこそ,私らしく生きよう。みんな,おなじ。だからこそ,あなたらしさに私は寄り添う。」とのメッセージが書かれたポスターです。実は,今週12月4日(水)から10日(火)まで,「人権週間」が始まります。人間が人間らしく幸せに生きていくために,だれもが生まれながらに持っている権利が,人権です。自分のもつ人権,友だちの人権,お年寄りの方々の人権,車椅子で生活されている方の人権,道や駅でいつもすれ違う方の人権等々,まわりの人権に気付き,考える一週間です。「いじめ」も,私たちが見過ごすことのできない人権問題のひとつです。
そして,今ひとつ,みなさんに紹介したい言葉があります。本年度の全国中学生人権作文・愛知県大会入賞者の作文に引用されていたものです。元中学校体育教師で首の骨を折る大けがをして,首から下がまったく動かない状態から奇跡的な回復を見せた腰塚勇人氏の言葉です。「もうだめだ」と感じたとき,まわりから励まされた腰塚氏が,今考えていること。手足・口・耳・目そして心をどのように使うとよいのか。
「手足は,人を助けるために使いたい。口は,人を励ます言葉や,感謝の言葉を言うために使いたい。耳は,人の言葉を最後まで聴いてあげるために使いたい。目は,人のよいところを見つけるために使いたい。心は,人の痛みはわかるために使いたい。」
では,みなさんは,手足・口・耳・目,そして心をどのように使っていますか。どうでしょう。みんなの人権を考え,まわりの笑顔のために,「よろこばせごっこ」のために使ってみませんか。
お話を終わります。ぜひ,この続きは,学級毎で考えてみてください。