2学期始業式は,今回はGoogleMeetを使って,スタジオの映像を飛ばして行いました。表彰式を行った後は,学校長からは,アップル社の創始者であるスティーブン・ジョブズ
を例に,創造力,つくりだす力の大切さの話を聞きました。次に,3年生の代表児童から,2学期のこみなみ発表会にむけて頑張りたいことや,言葉遣いを気をつけていきたいという話を聞きました。
学校長の式辞の話は,「続きはこちらを」をご覧ください。
みなさん,おはようございます。昨日までの夏休み気分もどこか残っているところがあるかとは思いますが,元気にあいさつを交わすことで,一人一人が二学期を始めるスイッチを入れてくださいね。
ところで,このアニメ映画を知っているかな。おもちゃのウッディとバズがくりひろげる 「トイ・ストーリー」です。世界で初めて,すべてがCG(コンピュータグラフィックス)といって,コンピュータでつくられた長編映画で,子どもも大人も楽しんだ作品です。この映画作品に大いに関わった人が,この人を知っていますか。
手にもっているものは何かな。iphoneというスマートフォンを広めたのも,この人です。携帯電話が世界中で使われるようになっていたものの,あまり便利じゃないし,デザインもよくないと思っている人がいるのなら,ぼくがつくろうじゃないかと,2007年,52歳のときに発表したのがiphoneです。今,こうしたスマートフォンを手にしている人をたくさん見かけますよね。
私たちの今の暮らしに大きな影響を与えたこの人は,スティーブン・ジョブズです。この夏休み,スティーブン・ジョブズの生き方を紹介する一冊を読みました。その中から少しお話を続けます。
ジョブズは,ちょっと変わったポスターを作りました。「ちがうことを考えよう」と呼びかけるものでした。きまりきった古くさい考え方よりも,新しい発想・アイディアを大切にしようと呼びかけたのです。「人のまねをしたりして時間をむだにしないでください。自分の気持ちと直感にしたがって行動する勇気をもってください」と語っています。まわりと違う考えを持ち,世界を前に進ませた人々がいるです。みなさんのいろいろな考えが,これからの生活を変えていくのだと私も思っています。一人一人が,自分の考えに自信をもってどんどん行動してほしいのです。
そして,もうひとつ。夏休みに見つけたある企業の広告です。
「人は生みだすために生まれてくる。」すべての人の中に,創造力,つくりだす力があるというメッセージだと思います。この作品の色や形に,作者の作りだそうとするとても強いエネルギーを感じませんか。みなさんが,自分の考えや思いを伝えようと書き上げたり,作り上げたりした作品や言葉にも,やはり大きな力があります。
夏休みの応募作品,教室に掲示されるひとつひとつを,ぜひ,友だちの考えや思いを想像しながら見てほしいなあと思います。
一学期よりも,二学期。もっともっと考えて,みなさんの「なんとかする力」で実り多いものとしてほしいものです。
以上で,校長先生からのお話を終わります。