古南フェスティバル ひまわり学級 その2
- 公開日
- 2012/01/22
- 更新日
- 2012/01/22
1月
今年は、「手先を使って」というテーマで、3種類のゲームをお客さんに楽しんでもらうことにしました。
一つめは、「わくわくひもとおし」。板の上に並べられた小さい輪の中にひもを通していくというゲームです。
うずまき状に並べてあるので、右から左からと方向を変えながら小さな輪に通していくのがとても難しく、高学年の子でも最後まで通すことができず悔しがっている姿が見られました。
二つめは「プラ工場」。フィルムケースと醤油やソースを入れる小さな容器をたくさん用意しておき、どちらかのふたを時間内に取ったりはずしたりするゲームです。
指先の力が必要だったり、指先で小さなふたを回す器用さが必要なため、お客に来てくれた子達は、夢中になって合格を目指していました。
三つ目は、「ぼうマッチング」。穴の開いた板に、ぎりぎり刺さる木の棒をたくさん立てていくゲームです。
穴と穴の感覚が狭いため、棒を立てるときにとなりの棒を倒さないように気を付けながら刺していかなければいけません。だからといって力を入れて刺さないと棒が倒れてしまうところが難しいゲームです。低学年の子達には、友達と協力して合格を目指してもらいました。
3年生以上が出店をするフェスティバルですが、ひまわり学級では全員で出店するため、1年生の子にも受付のお仕事をがんばってもらって、たくさんお客さんを呼んでくれました。
前半だけの出店でしたが、たくさんのお客さんに楽しんでもらうことができて、子どもたちは大喜びでした。しかし実は、このゲームはひまわり学級の子達にとって手先を上手に使えるようになったり、相手にゲームの内容を話してしっかり伝えたりする、という大切な訓練にもなりました。ゲームや説明を何回も練習しながら、自分たちも楽しみながら達成感を味わったり、成長したことを感じたりすることができたのではないかと思います。