学校日記

今日の給食

公開日
2012/11/08
更新日
2012/11/08

11月

 今日の献立は、ご飯、牛乳、秋刀魚のみぞれ煮、切り干し大根の煮物、豆腐の五目汁でした。

11月8日(木)、中日新聞朝刊に気になる記事がありました。

海外だより
食料費寄付募る
  「9歳ブログ アフリカ支援」

 英北部スコットランドの少女が始めた学校給食を紹介するブログが大人気に。少女は喜んでいたが、ある日、「食事ができることに感謝しないと。食料不足に苦しむ人がたくさんいるんだよ」とのメールが届き、心を動かされた。「アフリカの子どもに食べ物を」と呼び掛けたところ、約12ポンド(約1500万円)もの寄付金が集まり、アフリカ南東部マラウイの子どもを支える一助となった。英メディアが報じた。
「トウモロコシは大好き。だって、お父さんの背よりも高くなっちゃうんだよ」
 小学生マーサ・ペインさん(九つ)のブログにはこんな文章と「おいしさ九点、ヘルシーさ八点」などと記した十点満点の採点表、給食の写真が載る。
 「文章を書く練習に」と、学校の許可を得て五月に始めたが、六月に地元区がブログに給食の話題を載せることを禁止した。子どもの率直な感想が、自治体が作る給食の「質」を問う、思わぬ結果を招いたためだ。
 だが、抗議メールが区に殺到。区長自らがラジオで撤回をするまでに追い込まれた。ブログはそれほどの人気で、十月三十一日現在で延べ閲覧者数は八百五十五万人を超える。
 六月から始めた募金では、目標の七千ポンドの十七倍以上の金額が集まり、マラウイの村などに寄付された。寄付金は約二千人の子どもの食料となるだけでなく給食施設の整備にも充てられる。
 ペインさんは十月、実際にこの村を訪問。十歳の少年と言葉を交わした。少年の父親と二人の兄弟はマラリアで死亡。家事のために朝五時に起き、一キロ離れた学校で水をくんで運ぶ毎日。ショックを受けた。
 「私は水道や電気のある生活に感謝しないといけない。パソコンでブログを更新するような簡単なことと、ここで目にすることは本当に世界が違う」
 マラウイの現実を見たペインさんの将来の夢は「ジャーナリストになること」。十月には、英日曜紙オブザーバーの食べ物に関することしのベストブログ賞に選ばれた。
 「九歳の子のブログを大人が読んでおもしろいのかな」。不思議そうに笑った。
(ロンドン・有賀信彦)     11月8日(木曜日)中日新聞朝刊25面より

 以上のような記事を読み、「各自の健全な成長のため、作った人への感謝をこめて」という指導以外にも、こうした世界の現実を教えていく必要性を感じました。

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