不思議な「物体」
- 公開日
- 2012/12/07
- 更新日
- 2012/12/07
12月
「校庭の南の方に不思議な『物体』がたくさん落ちている」という情報が「物体」とともに届けられ、職員室で話題になりましたが、正体は何?という問に、誰も答が出せませんでした。
そこで、その周辺を詳しく調査したところ、木の種子であることが分かり、インターネットで調べに調べ、「ユリノキ(ハンテンボク)」であるとつきとめました。夏なら、葉の形からすぐに分かるのですが、冬の姿からは、結びつかなかったのです。
子どもたちと、長い竹で枝を揺すったところ、翼果(よくか)と呼ばれる種子が、くるくるくるくると回転しながら空いっぱいに広がり、飛んでいきました。みんな大歓声です。その後、地面に落ちた種子を両手にいっぱい集めて、ジャングルジムに上がり、思いっきり高く投げ上げて楽しみました。
自然って素晴らしいなぁと思えた一日でした。