9月27日(金)の給食
- 公開日
- 2013/09/27
- 更新日
- 2013/09/27
9月
今日の献立は、ご飯、牛乳、串カツ(ソース)、かやくご飯の具、船場汁でした。
給食を食べていると、昼の放送が流れてきました。
「今日は大阪府の郷土料理です。・・・・それでは第1問、大阪では混ぜご飯のことをかやくご飯と呼びますが、なぜ「かやく」と呼ばれていたのでしょう?
1 薬の代わりとして食べられていたから
2 花火を中に入れて打ち上げられていたから
答えは1番です。「かやく」には、薬の効果を助けて効きやすくするという意味があります。多くの野菜が入ることで、栄養がたくさんとれ、薬の効果を助けるので、この名前が付きました。
続いて第2問、船場汁には魚のどの部分が入るでしょう?
1 何に使ってもおいしい切り身
2 骨や皮などの捨てる部分
答えは2番です。本来捨ててしまう部分を、何かに使えないかと考えられたのが「船場汁」です。大阪の船場という地域に伝わる郷土料理です。魚1匹無駄なく丸ごと使ってしまうところが商人の町である大阪らしい料理です。」
これを聞いて、「しまったかやくご飯にしなかった」と思ったときには、すでに食事は胃の中に。そこで1年生の教室を見に行きました。かやくご飯にして食べた人と、白いご飯のまま食べた人が、半々ぐらいでした。職員室でも半々でした。意識しないと料理人の思いを考えない食べ方になってしまいます。ごめんなさい。