10月18日(金)の給食
- 公開日
- 2013/10/18
- 更新日
- 2013/10/18
10月
今日の献立は、ご飯、牛乳、味噌おでん、野菜しんじょう、小松菜のおひたしでした。
しんじょうとは、エビ、カニ、魚の白身などをすりつぶしたものに、山芋や卵白、だし汁などを加えて味をつけ、蒸したり、ゆでたり、揚げたりして調理したものです。お吸い物やおでんの具にしたり、直接薬味をつけて食べるなどします。エビを使ったものをエビ真薯、カニを使ったものをカニ真薯、野菜を使ったものを野菜しんじょうという風に呼びます。
八百善の四代目当主、栗山善四郎によって著された江戸料理の献立集、『料理通』(1822年)によれば卵白だけを加えたものをかまぼこ、山芋と卵白を加えて練ったものを真薯というとされています。似たものにはんぺんがありますが、これはすり下ろした白身魚に山芋を加えて練ったもので、主に関東で食されていたものです。
ほかには、愛知県の郷土料理味噌おでんと、江南市の小松菜を使ったおひたしが出ました。