9月12日(金)の給食
- 公開日
- 2014/09/13
- 更新日
- 2014/09/13
9月
金曜日の献立は、ご飯、牛乳、どんどろけめし、焼き豆腐のちくわ、あごのつみれ汁、梨でした。(鳥取県の郷土料理)
昼の放送を紹介します。
鳥取県は、中国地方にあり、北は日本海に面し、南には中国山地があります。自然が豊かで、二十世紀梨や白ネギなどの農作物のほかに魚も多く捕れます。
鳥取県の郷土料理は、江戸時代の殿様が節約のために豆腐を食べることをすすめたことから、豆腐を使った料理が今も受け継がれています。特に豆腐で作った「豆腐ちくわ」や豆腐飯とも呼ばれる「どんどろめし」が鳥取県の人々のふるさとの味として根付いています。また日本海側では、トビウオが多く捕れ、よく食べられています。トビウオのことを、鳥取県では「あご」と呼ぶそうで、給食では、あごのつみれを汁に入れて出しました。梨は、二十世紀梨が日本で一番多く作られていますが、他の種類の梨も全国で3位の出荷量があり、梨の産地として有名です。
では、問題です。「どんどろけめし」は、ご飯と豆腐の入った具を混ぜた味ご飯ですが、なぜ「どんどろけめし」というのでしょうか?
1 豆腐をどろどろに崩してつくるから
2 鳥取県では雷のことを「どんどろけ」といい、
豆腐を炒めるときの音が、雷のように聞こえるから
答えは、2番です。豆腐を炒めるときのパリパリという音が、雷のように聞こえることから、雷を意味する「どんどろけ」と名付けられたそうです。