学校日記

修学旅行 1日目 13 法隆寺

公開日
2016/06/16
更新日
2016/06/16

修学旅行

写真左:エンタシスの柱

法隆寺の柱はエンタシスの柱ともいわれており、上の部分と下の部分を徐々に細くなるデザインの柱のことを指します。
これはギリシャ発祥の建築方法ともいわれ、法隆寺のエンタシスの柱には檜が使われています。
このエンタシスという技法を使った柱を下から見上げると、まっすぐに安定しているように見える錯覚が生まれ、ギリシャのパルテノン神殿もこの技法を取り入れています。


写真中:金堂下り龍 
写真右:登り龍

法隆寺の金堂の大屋根を支える柱に龍の飾りがあります。創建当時は無かったそうですが、江戸時代の大修理の時に大屋根の重さを支えるための柱をつけられたそうで、その時に龍をつけられたとのこと。災難よけを願ってのことと推察します。東南、西北には昇り龍、西南、東北には下り龍がつけられています。