避難訓練
- 公開日
- 2017/02/16
- 更新日
- 2017/02/16
2月
校長先生の話より
今回は、清掃時間に避難訓練を実施しました。これまでにしたことのない取組でしたので、先生たちも慎重に進めてきました。
なぜ、避難訓練を何度も繰り返すのか。このことについては、皆さんはもう十分に分かっていることと思いますが、「備えあれば憂いなし」、とっさの時にも正しく判断して自分の命を守ることができるようにするためです。
では、今日の避難訓練では、避難を始めてから何分ほどの時間がかかったのでしょうか。集合までに3分51秒、点呼を終えるまでには5分でした。「番号順に並んで」「静かにしよう」という声が聞こえてきました。
避難のときに、慌ててけがをすることがあってはなりませんが、運動場に出たら素早く移動し点呼することが大切です。なぜなら、点呼に時間がかかり過ぎることは、災害時では命取りとなるからです。一人の命も落としてはいけないわけですから、万一、人数が足りなければ大人に知らせ、ただちに救助しなければなりません。今回の避難訓練では、いつも楽しい話をしている、一緒に遊んでいる友達を思いやる気持ちが、素早く、時間をかけない点呼につながったのだと、先生たちは考えます。
地震は、いつ起きるか分かりません。皆さんが、どこにいるときに起きるのかも分かりません。学校外で起きたときにも、今回の避難訓練の経験を生かしてほしいものです。建物には必ず非常口を知らせる表示があります。常日頃から、こうした表示にも目を止めておくことが大切です。「じっくり観る」ことが、自分の命を守ることとなります。
このあとは教室に戻り、避難訓練の取組について振り返ってみましょう。