学校日記

夏季研修会

公開日
2017/08/26
更新日
2017/08/26

8月

8月25日(金)、元宮城県女川町立女川中学校教諭 佐藤敏郎氏の講話「小さな命の意味を考える」を伺いました。
震災の2ヶ月後の授業で生徒が作った俳句の紹介がありました。「夢だけは 壊せなかった 大震災」「見たことない 女川町を 受け止める」「逢いたくて でも会えなくて 逢いたくて」俳句は字数が限られているので、言葉を吟味することになり、生徒たちは必死に言葉を探したそうです。この授業で、佐藤氏は悲しみに向き合う大切さを教えられたといいます。

防災とは、地球と対話すること。防災とは、あの日を語ること、未来を語ること。防災とは、習慣と信頼をつくること。防災とは、「ただいま」を必ず言うこと。命は震災とともに大切になるものではない。大切なことは、いつも大切なのだ。

2学期にも、本校は避難訓練を計画しています。子どもたちの命を守るために、今一度、議論を重ね、訓練を実施していきたいと考えています。

写真下:北舎 トイレ工事の様子