1月31日(水)秋田県の郷土料理
- 公開日
- 2018/01/31
- 更新日
- 2018/01/31
1月
今日の給食は、ご飯、牛乳、はたはたのから揚げ、ひろっこと三関せりの酢みそ和え、だまこ鍋でした。
だまこ鍋は、とり肉のだしで野菜とだまこもちを煮る郷土料理です。だまこ鍋の言葉の由来は、ご飯をつぶして丸めるという意味の「だま」に秋田の方言の「こ」がついたものだと言われており、きりたんぽより先に作られていただまこもちは、農家の家庭料理が始まりとされています。
和え物には、ひろっこ(写真左)・三関せり(写真右)と聞き慣れない食材が入っていました。
ひろっこは、1メートル以上の雪の下から掘り出されるアサツキの若芽のことです。秋田では、黄白色でより白っぽく、曲がっている細身のものが好まれます。山形や岩手、福島でも食されていますが、陽にあてて青くしたものなど、その形態は地域によって違っています。雪融け後に秋田県の各地で天然のひろっこを穫って食する地域も多く、ひろっこ穫りが春の楽しみにもなっています。
三関せりは、年間を通じて清流水に恵まれている湯沢市の三関地区で江戸時代から栽培されています。香りもよく色も鮮やかです。その2つを酢みそで和えてみました。
今日は秋田県の味をしっかりと楽しむことができました。