2月19日 今日の学び
- 公開日
- 2018/02/19
- 更新日
- 2018/02/19
2月
テレビ朝礼での話より
おはようござます。やりましたね!羽生結弦選手。平昌オリンピック・フィギアスケート男子で金メダル獲得です。しかも、66年ぶりとなる二連覇です。昨年11月にけがをして「治るだろうか」と不安な気持ちと戦いながら、練習できない時間は体のつくりを図鑑で調べたり大学でも勉強したりして、とにかく努力を続けて迎えた大会でした。「けがをしていなかったら学ぶ機会がなかったことがたくさんあった。二ヶ月はムダだったとは思っていない」と羽生選手は言っています。オリンピックでは、力の限り挑む選手の姿があり、実にかっこよく、あこがれます。
また、選手のフェアプレーの姿に心が温かくなるのもオリンピックです。有名な話を一つだけ紹介します。1936年ベルリン大会でのことです。棒高跳びで日本の西田修平選手と大江季雄選手、そしてアメリカのメドウス選手らの戦いは5時間半に及びました。ついにメドウス選手が4m35を跳び金メダルに。残る日本の2人の選手は4m25で同じ記録となり、2、3位の決定戦をするところでしたが、これをせず、銀メダルと銅メダルを半分ずつつないで健闘をたたえあったそうです。これは「友情のメダル」といわれています。オリンピックで大切にされるフェアプレーの姿です。オリンピックを楽しむとき、先生は、選手一人一人の表情やしぐさを見ているのが好きですね。
一週間の始まりです。6年生の廊下には、「もう卒業だけど、みんな頑張ろう」「小学校に恩返しをしよう」「奉仕活動を感謝の気持ちをもってしよう」「普段話さない人とも話してクラスの絆を深めよう」など、毎日を大切にする気持ちが伝わるメッセージが書かれていますよ。1年生から5年生のみなさんは、どうかな。どんな気持ちでこの一週間を過ごそうかな。みなさんのさわやかな活動を期待したいと思います。
月目標「さわやかなあいさつをしよう」