江南市いじめ・不登校対策研究会講演会(8月2日)より
- 公開日
- 2018/08/06
- 更新日
- 2018/08/06
8月
8月2日(木)江南市民文化会館で行われました江南市いじめ・不登校対策研究会啓発広報部会 講演会での内容の一部を紹介します。
講 師 東京都立矢口特別支援学校 主任教諭 川上康則 氏
(臨床発達心理士・特別支援教育士SV)
参加者 325名
教職員 237名(小学校157名・中学校80名)
保護者や地域住民の皆様 88名
「子どもの心に響く ほめ方・叱り方」
○「親のプロフェッショナル」はいません。親は子育てがいやになっても放棄できないのです。子育て・教育実践・発達支援には、実は「正解」がありません。常に「最適解」「納得解」を考えていきましょう。できないことを探す前に「できることを発見」しましょう。「見方」を変えて、子どもの価値を引き出すことが大切です。
○子どもたちから見れば、大人が楽しそうにしていてくれる、大人が嬉しそうに話を聴いてくれる、大人が上機嫌でいるだけでも、十分なご褒美です。
参加者の感想より
・「ほめて育てる」という言葉をよく聞きますが、ただほめるのではなく、タイミングや声かけ、言葉選びが重要だということが改めて分かりました。「上機嫌」で子どもに接していくことを忘れないように日々意識していきたいと思います。
・ほめるときも、叱るときも「短く・太く」を意識したいと思います。子どもを変える時には、まず自分が何か変えられるところはないかを考えようと思いました。
江南市は「いじめ・不登校の防止」を、教育基本方針の重点施策のひとつとしています。今回の講演会内容は、家庭向け啓発広報紙「ひびき」第2号で、あらためてお知らせします。