学校日記

　今か今かと待っていた桜の開花
　ようやく本日開花しました。
　４月２日（月）新しく着任される先生方を満開で迎え入れてくれることでしょう。

　桜は咲きませんでしたが、子どもの笑顔は咲いています。

　今日に合わせて咲くと良いなと思った桜、一輪二輪今にも咲こうというところまでいきましたが、残念ながら開花とはなりませんでした。

　本日をもって、野村秀夫校長先生、沖藤妙子先生、加藤美行先生の３名が退職となりました。長い間、古南小の児童のため、努力を続けてくださいました。
　たいへんお世話になり、ありがとうございました。

　本校には、校長はじめ３名の教師が明日退職を迎えます。
　この今にも咲きそうな桜が、明日の退職に合わせて咲いてくれると良いなと思います。

　春休みに遊びに来る子どもたちはあまり多くはありません。しかも、ここしばらくは天気の悪い日も多く、あまり来なかったようです。
　今日は天気もよく、気温も暖かく校庭で遊ぶにはもってこいの気候です。
　そこで、昨日は体育館で遊んでいた学童保育の子どもたちも、今日は広い運動場でのびのびと遊んでいます。近所の入学前のお子さんも遊びに来ているようです。
　ぽかぽか陽気の一日でした。

　古中の体育館新築のため１年間体育館が使えず、古南小体育館を借りて練習していた剣道部のみなさんが、感謝状を持ってお礼にきました。（卓球部のみなさんもすでに来ています。）
　授業前、授業後の移動に時間がかかり苦労していましたが、１年間よく頑張りました。古中の体育館が完成し、練習しやすくなったと思います。ますます、上達するため、これからも練習に励んでください。

　まずは修了証授与です。代表が受け取り、その学年の児童は全員立って代表と一緒に礼をします。
　次に、５年４組のみんなに感謝状を渡しました。５年４組は、１年間毎朝各門に立って挨拶運動をしていました。５年４組が運んでくれたさわやかさに対して感謝しました。
　次は、校長式辞です。１年終了に当たって５つの質問をしました。学校は楽しいか、などです。５項目中４つ以上当てはまれば、元気です。
　　　以下概略
　木の絵を描いて、木を支えているのは根。根が大事。根を使った言葉＝根気、根性。根っこの部分を大切にしていくと、大木になる。次の学年で、幹を太くする、枝を太くする。
　兎と亀の話。亀はこつこつとやる気持ち(根気）があって、よく頑張った。イチロー選手の言葉。天才ではない、よく努力をしているから一流である。「毎日小さなことを一つ一つ積み重ねていくと、大きなことができるようになる。」みんなも毎日一つ一つ積み重ねて大きな木になっていきましょう。
　「頑張るぞ」という気持ち（根性）が大切。小学校で、今頑張ろう。苦手なこともあきらめないで、頑張ろう。古南には「力の限り」「努力」の言葉が校舎の前の銅像についていたり、大石に彫り込んであったりする。先生達もよく口にする。
「あきらめない」という気持ちを持って、新学期に臨みましょう。頑張りましょう。
　
　最後に校歌を歌って、生徒指導の先生から新学期を迎えるまでに心の準備をしておきましょうという話を聞いて終わりました。（児童が後を振り向いているのは、後に掲示してある「卒業おめでとう」が「入学おめでとう」に変わり学年が一つ上がるという話で、掲示を確認しているからです。）

　今回ボランティアとして参加したＭ先生は、阪神大震災を経験しています。現地に行って少しフラッシュバックしたそうです。でも違う点があって、阪神は火災が多くいつまでも焦げ臭く、がれきが焼けて少なくなっていたのに対して、東北は土とがれきが混ざって全く景色が違うそうです。同じなのは、市や県の中心地ほど復興が早く、中心地から離れるほど復興が遅いということです。どの場所も早く復興することを願います。

　３学期もあと修了式を残すのみとなりました。次に使う人たちに気持ちよく使ってもらおうときれいに掃除しました。普段は見ない黒板の上もきれいにしました。

　卒業生のみなさんの活躍を期待しています。

　にこやかに嬉しそうに満足して旅立っていきます。

　皆様ご協力ありがとうございました。

　担任に見守られながら、堂々と退場していきます。

　心のこもった言葉が心に残ります。
　心のこもった歌声が心に残ります。
　

　　校長式辞　教育委員会告辞　市長（代理）祝辞

　卒業生が一番緊張する場面です。

　今までの練習をわずかでも無駄にすることなく、成果を本番で見せてくれました。本校の教育目標の一節に「力の限りを生活信条とし」という言葉がありますが、まさしく今日は「力の限り」歌って、「力の限り」述べて、「力の限り」返事をして、「力の限り」・・・の連続でした。それは、古知野南小学校で６年間過ごした、という姿でした。堂々とした６年生、あこがれの目で見る５年生、卒業生、在校生、職員、保護者、みんなの心が通った卒業式になったと思います。

　緊張の入場です。

　準備は整いました。