学校日記

2月1日 今日の学び

公開日
2021/02/01
更新日
2021/02/01

2月

ライブ放送より
今日から2月。今週の3日(水)が「立春」,暦の上では春の始まりであり,その前日の2日(火)が季節の変わり目「節分」です。2月2日が「節分」となるのは,1897(明治30)年以来124年ぶりのことだそうです。「節分」には,豆まきをして福を呼び込みたいものです。
ところで,人間に災いをもたらすもの「邪鬼」を払い清める行為として,私たちがよく見かけるものとして,お相撲さんが土俵上で取組前に,足で地を踏む「四股踏み」があります。四股を踏むと,その土地に五穀豊穣や無病息災をもたらすといわれているのです。日本の伝統文化といわれる相撲は,調べてみるとまだまだ面白いことがありそうですね。
前の大相撲では,西前頭筆頭大栄翔が優勝しました。大栄翔が,相撲を始めたのは小学1年生のとき。案内プリントが教室に貼られていた市の相撲大会1年生の部で優勝し,道場の先生に声をかけてもらったのです。その後,「人が10倍練習したなら20倍やる」という努力が実を結び,小学4年・5年では全日本大会に出場,中学3年の時にも全国大会に出場しています。高校に入ると,まわりは強い生徒ばかりで試合には出られず毎日が基礎運動。それでも何度も基礎練習を繰り返し,高校3年のインターハイでは個人3位となりました。
「これまでに相撲をやめたいと思ったことはない。小学1年生から始めてここまで相撲をやってきたのだから,自分にはほかに何もできないだろうという思いもありました。稽古はきついけど頑張りたいし,もっと強くなりたいと思っていました。礼儀作法を学べることはもちろん,厳しい稽古を積んだ後に試合や取組で勝った時の喜びを超えるものはありません」と大栄翔は相撲の魅力を語っています。結果が出なくても,辛抱してやり続けること大栄翔の心強さを感じますね。
さあ,みなさん。福を呼び込む節目の一週間ですよ。災いをもたらす鬼を追い出し,やってみたいことをあきらめず続けて,みなさんの笑顔をまわりに広げてください。