学校日記

3月18日(土)今週の学びより 6年

公開日
2023/03/18
更新日
2023/03/18

3月

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 お知らせ  卒業式当日の会場案内は,3月17日(金)更新記事及びご家庭への配付文書でご確認ください。

写真は,卒業アルバムを手にした様子,手紙を書く取組,学年集会,小学校生活最後の給食,5年生とともに行った卒業式予行など。

修了式 校長式辞より
次週月曜日は皆さんにとってとりわけ大切な一日となります。皆さんの前向きな気持ちが,すてきな時間を作り出してくれる予感がしています。皆さんへのメッセージは,卒業文集やPTA新聞も読んでほしいのですが,それらには書き込めなかった想いを,今,伝えます。
令和4年度は,皆さんと一緒に150という数字について考える節目の一年となりました。
古知野南小学校の開校150周年記念事業として,航空写真を撮影し,中庭には山桜の記念植樹を行いました。このときに在籍していたがゆえに共有できたスペシャルイベントでした。
150という節目は,本校だけではありません。明治5年,新橋・横浜の両停車場で開業式が行われ,旅客列車の運転が始まったのが,150年前のことです。また,愛知県政も150周年を迎えました。その記念ロゴマークに描かれたキャラクター「いこまいまい」には,着実に歩み続けてきた愛知が,守ってきた風土と伝統,先人たちの英知を受け継ぎ,将来世代へとつなげていこうとする願いが込められているそうです。これらの想いは,古知野南小学校の校風をよりよくしていこうと対話集会で語り合った皆さんと重なるところがあります。古知野南小学校を卒業する皆さんには,10年後、20年後、さらには50年後に,このときのことをぜひとも,一人一人の言葉で語り継いでほしいと願っています。
さて,ここで,国語教科書に登場した詩「生きる」の作者 谷川俊太郎さんの話を紹介しておきます。朝日新聞「折々のことば」(2023.1.15)に掲載されたものです。「朝,家を出てから,学校に着くまであったこと,見たことをきちんと言葉で伝えられればいい。詩を書くのは,そのあとでいいでしょう」これが,谷川俊太郎さんのいう,最も大事にすべき「国語の力」だそうです。自分なりのものの見方をしっかりもち,感じたことを言葉にしていくことが大切なのだと,私は読み取りました。今日までの学校生活において、まわりの出来事を自分事としてとらえ、さまざまな立場の人の想いを感じながら言葉にしてきた皆さんです。その,しなやかで豊かな感性をもって,この先もどんどん知らない出来事に触れて話し合い,歩み続けてください。自分の思いを書き綴り,大切にしてください。
ついにカウントダウンカレンダーの最後の一枚をめくるときが来ます。卒業式では,あらためてお祝いの言葉を述べたいと思いますが,今日までの校風を高めてくれた皆さんへの感謝の気持ち「ありがとうございました」との言葉をもって,むすびとします。