学校日記

5月2日朝礼での話

公開日
2016/05/02
更新日
2016/05/02

5月

校庭の若葉の緑が、きらきら輝いています。さて、今朝は、授業で皆さんがじっくり観察している草花や木などの「緑」についての話をします。
「緑のカーテン」という言葉を聞いたことがありますか。アサガオやゴーヤなどで窓や壁を覆って作る自然のカーテンのことです。木陰に入ると涼しく感じるように、夏の強い日差しを遮って部屋の温度が上がるのをおさえてくれるので、エアコンで使う電気の量や時間を少なくすることができることから、地球環境に優しい取組として広がっています。皆さんの家でも「緑のカーテン」つくりを始めているところがあるのではないですか。「緑」は私たちの暮らしにとって大切なものなのです。
また、「緑」を英語で「グリーン」といいますが、グリーンウェイブ(緑の波)活動という取組があります。これは、5月22日(国際生物多様性の日)に世界各地でドングリの木などを植えて、地球上に生きるものたちが、みんなつながっていることを、じっくり考えてみましょうという活動です。例えば、クワガタやチョウは木から出ている樹液が大好きですし、リスやクマなどはドングリなどの木の実をご飯にしています。鳥は木の枝で休んだり巣を作ったりします。枯れた木は土になり、次の木の栄養となります。地球上の生き物は約3000万種とも言われていますが、これら一つ一つの命が関わり合っているのです。もちろん、私たちの暮らしも緑の木々とつながっていますし、これからも木々とともに生活していくわけです。
周りに「緑」があること、豊かな自然があることに感謝しながら、自然を大切にしていきたいと思います。今朝は、少し難しかったかもしれませんが、「緑」についてお話をしました。

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