学芸会(児童鑑賞日)
- 公開日
- 2016/11/17
- 更新日
- 2016/11/17
11月
校長先生の話より
6年生の劇が終わったところですが、もうしばらくこのままでいたいなあというのが今の正直な気持ちです。「光り輝く僕らの未来のために」このひろしの台詞、語りかけに、校長先生はここにいる古南っ子の明日のことを考えていました。「これだけ頑張って演じた皆さんのこと、きっと明日もいいことがあるにちがいない」って。
校長先生にもスポットライトを当ててくれて、ありがとう。皆さんも、このスポットライトに照らされながら、台詞を語り、楽器を演奏し、踊り、歌ったのですね。どんな気分でしたか。そして、劇が終わり、大きな拍手をもらったときの気分は。練習を重ねてきた結果として、今、味わっているこの気持ちを大切にしてください。
今朝の新聞の投稿欄に、どこに行ってもスマートフォンを使っている人を見かけ、誰とでも話ができる便利な時代にはなったけれども、やっぱり相手の顔を見て伝えることが大切だと思うという高校生のつぶやきが載っていました。校長先生も、そう思います。直接、伝えることって大切です。皆さんは、今日の学芸会において、直接、見ている皆さんに思いを届けようとし、言葉を大切にしながら精一杯の演技、合唱、合奏、呼びかけをし、確かにそれは伝わったと思います。それが大きな拍手を生んだのですから。
皆さんで創り上げたこの時間は、素晴らしいものでした。劇を演じている子だけがすごいのではないですよ。幕間に大道具や楽器を運んだり、会場内の換気に気を配ってくれたり、ナレーションや照明を担当してくれたり、様々な係活動を丁寧にやり遂げてくれた係の皆さんが力を合わせ、気持ちも一つにしていたのです。校長先生は、皆さんで創り上げた学芸会を家の方に、そして地域の方々にもいっぱい話したいなあと思っています。
この気持ちは、校長先生だけでなく、古南小の先生たちみんなの思いです。ここまで投げ出すことなく練習を重ねてきた皆さんは素晴らしかったと思います。