今週の学び
- 公開日
- 2018/04/29
- 更新日
- 2018/04/29
4月
平成30年度は何が変わるのか。学校行事に充てる授業時数の精選とねらいの重点化の観点から,内容・日程の見直しを行いました。
その1
運動会では,親子昼食を取りやめ,子どもたちは教室で弁当を食べます。熱中症対策として,運動会プログラム中に給水時間を設けます。水筒へのお茶の補充を午後の種目開催前に設けたいとも考えています。。
子どもたちにとって,そしてご家族の皆様にとって,一緒に食事時間を過ごすことは,とても楽しみで,大切なものです。しかしながら,運動会開催日の早朝には,昼食場所を確保するための順番待ちの長い列ができています。弁当を作っていただく以上に,保護者の皆様にご負担をかけており,改善を求めるご意見もいただきました。また,5月とはいえ熱中症対策にも慎重でなければなりません。そこで,子どもたちは,昼食時間に一旦教室に入り,体を休めるとともに水分を補給することとします。
種目の見直しも進め,バンド・カラーガードクラブの発表は別日とします。第一回クラブ開催から十分な練習時間を確保することが困難であるためです。
その2
学芸会は「こみなみ発表会」とします。本校では学芸会といえば,学年劇等に挑み,子どもたちの表現力を高めることをねらいとしてきました。しかしながら,これには例年,大道具・小道具の製作や演技指導に多くの時間を費やしてきています。保護者の皆様にはご家庭において小道具づくりにお力添えいただいたりもしてきました。学芸会のあり方の見直しは,避けられない課題であると考えてきました。今回より劇に限らず,より日々の授業とのつながりを意識した発表形式へと見直しを図ります。限られた練習時間の中で,各学年の子どもたちのよさを生かした学習成果の発表の場とします。
その3
第2学期初めの古南フェスティバルは,子どもたちの創造力・企画力を発揮できる教育活動のひとつとして,また異学年間の思いやりのある関わり方を学ぶ場として位置付けてきましたが,本年度より実施しません。夏休みあけは,子どもたちの自由作品や応募作品,課題への取組を大いに認め,学校生活リズムを取り戻し,落ち着いて学習に取り組ませたい時間です。本年度は,古南フェスティバルに変わり,7月下旬の通学班で遊ぼう会や,12月下旬の学年・学級お楽しみ会において,子どもたちの豊かな体験活動の場を設けていきます。