学校日記

2025.12.4 人権週間

公開日
2025/12/04
更新日
2025/12/04

校長室より

12月4日から10日までの一週間は「第77回人権週間」にあたります。

昭和23年(1948年)12月10日、国際連合第3回総会において、全ての人民と全ての国とが達成すべき共通の基準として、「世界人権宣言」が採択されました。この採択日である12月10日が「人権デー(Human Rights Day)」と定められたことにより、法務省では、人権デーを最終日とする一週間(12月4日から12月10日)を「人権週間」と定め、全国的に人権啓発活動を特に強化して行っているのです。


今年度、法務省では、啓発活動重点目標を「『誰か』のことじゃない。」と定め、次の事項を強調事項として啓発活動に取り組んでいます。


・女性の人権を守ろう

・子どもの人権を守ろう

・高齢者の人権を守ろう

・障害を理由とする偏見や差別をなくそう

・部落差別(同和問題)を解消しよう

・アイヌの人々に対する偏見や差別をなくそう

・外国人の人権を尊重しよう

・感染症に関連する偏見や差別をなくそう

・ハンセン病患者・元患者・その家族に対する偏見や差別をなくそう

・刑を終えて出所した人に対する偏見や差別をなくそう

・犯罪被害者とその家族の人権を尊重しよう

・インターネットによる人権侵害をなくそう

・北朝鮮当局による人権侵害問題に対する認識を深めよう

・ホームレスに対する偏見や差別をなくそう

・性的マイノリティに関する偏見や差別をなくそう

・人身取引をなくそう

・震災等の災害に起因する偏見や差別をなくそう

・ゲノム情報(遺伝情報)に関する偏見や差別をなくそう


多くの項目がありますが、逆に言えば、それだけ、現代社会では、上記のような項目で課題があるのだと言えると思います。


古中生で言えば、「障害を理由とする偏見や差別をなくそう」「インターネットによる人権侵害をなくそう」などは、身近に起こりえたり、考えなければならなかったりするところではないでしょうか。


また、先日の集会でも話をしましたが、思い込み等により、相手を傷つける「マイクロアグレッション」などの発言にも気をつけたいものです。


古中生には、ぜひ、この機会に人権について考え、学校生活を過ごしやすいものにしてほしいと思います^^