学校日記

2025.7.12 お互いのチームの好プレーに対して…

公開日
2025/07/12
更新日
2025/07/11

校長室より

「第107回全国高等学校野球選手権大会」に向けて、各都道府県では、予選大会が始まっています。沖縄県予選大会は、早くも、本日準決勝、明日決勝ということで、明日には、今年度の甲子園の切符の第1号が決定しそうです。


そんな中、7月7日に始まった神奈川県予選大会では、「エンジョイ・ベースボール」を掲げている、慶應義塾高校のキャプテンが選手宣誓をしました。

ちょうど、本校の「部活動決起集会」にて、私からは、「慶応高校が『フェアプレーチーム賞』に値するようなふるまいをしている」と話したのですが(参照:2025.6.5 部活動決起集会)、まさにそのふるまいを、「神奈川県の大会で広めませんか」という旨の、素晴らしい選手宣誓があったので、以下に紹介します。



宣誓。七夕の日に願います。今年も神奈川大会が最高の大会になりますように。

最高の大会は数多くのいい試合で作りあげられます。いい試合には選手全員のいい顔があふれています。私の考えるいい顔とは、真剣勝負の顔、ナイスプレーに喜ぶ顔、そして大好きな野球を全力で楽しむ顔です。

しかし、その顔は自分一人で作ることはできません。チームメート、支えてくれる家族、指導者、関係者の方々はもちろん、同じ野球を愛する相手がいてから、成り立つものです。

ここで選手の皆さんにお願いがあります。今大会中、お互いのチームの好プレーに対して拍手や歓声を送り、称え合うことをしませんか。試合の中で、お互いを認め合い、試合の後、このチームと戦うことができてよかった。そう思える良い試合が続く、そんな最高の大会にしませんか。

私たち選手一同は、ありがとうの気持ちを忘れず、いい顔で、常にチャレンジし続けることを誓います。

令和7年7月7日 選手代表 慶応義塾高等学校 野球部主将 山田望意



というものです。いかがでしょうか。

「お互いのチームの好プレーに対して拍手や歓声を送り、称え合うことをしませんか。」「試合の中で、お互いを認め合い、試合の後、このチームと戦うことができてよかった。そう思える良い試合が続く、そんな最高の大会にしませんか。」

こんな雰囲気が漂えば、とても素晴らしい大会になりそうです。


今日から、管内大会後半戦が始まります。本日、明日と出場する種目の皆さん、ぜひ、上記のようなふるまいを心がけ、「強いチームより『よいチーム』」を目指し、みんなから「応援されるチーム」となるよう、心がけてくださいね。

そんなふるまいができる古中生を応援していますよ!^^