学校日記

2025.12.19 「みらいナビゲーション」第1弾 桂福丸さんを招いて

公開日
2025/12/19
更新日
2025/12/18

校長室より

17日(水)に、「みらいナビゲーション」の第1弾として、落語家の桂福丸さんをお招きし、「講演会+落語」をしていただきました。


この「みらいナビーゲーション」は、「2025.12.3 みらいナビゲーション」の記事でも紹介したように、放課後の「SSタイム」の特別版である「SSSタイム」で行われるものですが、教室以外での「Self Study(SS)」となるもので、古中生の進路やキャリアなどの「みらい」について「ナビゲート」していただける講師の話を聴く企画です。


自由参加ではあるものの、主体的に学ぼうとする生徒が120人以上も集まり、保護者や先生方も加わり、多くの参加者で第1弾を開催することができました。


既に、12月17日(水)の各学年の記事で紹介されていますが、会は、前半「講演会」、後半「落語」の形で実施。

前半の講演会では、幼稚園で落語をしたり、関西で小咄をすると、どんな反応があるのか、という「つかみ」から入り、会場が大いに笑いに包まれると、阪神淡路大震災を被災したときの状況や、その後、どんな思いで落語家になったのか、また、中学生には、どんな意識をもちながら成長していってほしいか、等々、笑いを交えながら様々な視点でお話をしていただきました。

参加した古中生が、笑いながら、うなずきながら、熱心にタブレットPCのキーボードを叩いたり、ペンを走らせたりしていたのが印象的でした。


後半の落語では、小咄に続き、古典落語の「時うどん」を一席披露していただきました。

実は、この「時うどん」という噺は、上方落語(関西での落語)では「うどん」ですが、江戸落語(関東の落語)では「時そば」と言い、「そば」を基にした噺になっています。これは、落語発祥の関西から、明治時代に東京で噺をするために、そばで演じたため、とされています。


大いに笑った後は、質疑応答の時間を経て、参加者全員で記念撮影。参加者の感想からは、ほぼ100%「よかった」との回答となり、第1弾は大成功となりました。


福丸さんからは、会の趣旨や希望者による参加者などについて、「いい企画ですね」とおっしゃっていただき、会のコンセプトに間違いがなかったことに安心をしました。


第2弾は、2月20日(金)に、「クレイアニメ(粘土でできたミニチュアをコマ撮りで撮影する動画)」で、数々の賞を受賞されている映像クリエイターの方をお招きして、映画の鑑賞と合わせて、お話を聴く会を実施予定です。

年明けには、チラシを配布します。興味がある人は、ぜひ参加をしてみてはいかが?^^