2026.3.11 あれから15年
- 公開日
- 2026/03/11
- 更新日
- 2026/03/09
校長室より
今日は、約2万人という多くの人が命を落とし、なお、約2,500名の方の行方が未だ分かっていない、東日本大震災発生から、15年が経った日です。
以下に、お二人の言葉を紹介し、古中生には、改めて考えてほしいことを伝えたいと思います。
平生、都会に住んでいる私達は色々の物の価値を軽く見ていた。
生活に必要な物はいつでも金と代えられることとタカをくくっていた。
それが今はそうではなくなった。
荻原井泉水
(荻原井泉水(おぎわら せいせんすい 1884〜1976)俳人、随筆家。数多くの句集、評論、随筆集などを書いている。また、名古屋市にある熱田高校や、中学校の校歌の作詞も手がけている)
上記の言葉は、関東大震災(1923年9月1日)の翌々日に語られた言葉です。
何かが起きると、いつもと同じような生活をすることが難しくなります。
常日頃から、家庭用備蓄品などの用意をしたり、家族との連絡手段や集合場所の確認をしたりするなど、備えをすることの大切さを訴えています。
地震は、地震国に生きる日本国民の背おう宿命であり、その発生を阻止することはできないが、それが引き起こす災害は我われの知恵と努力によって、いくらでも軽減できるはずである。
萩原尊禮
(萩原尊禮(はぎわら たかひろ 1908~1999)地震学者。理学博士。東京大学名誉教授。1969年から1981年まで地震予知連絡会会長を務めた)
皆さんが多くの時間を過ごす部屋や、寝ている部屋は、どうなっているでしょうか。倒れてきそうな家具などはないでしょうか。
12月に「みらいナビゲーション」でナビゲーターとしてお招きした桂福丸さんは、阪神淡路大震災を回顧し、「布団の下にいたから命は助かったものの、家具が倒れてきて大変だった」とおっしゃっていました。
上記の萩原氏のように、「地震の発生は阻止できないが、災害は軽減できる」とあります。家にいるときに大きな地震が発生しても、一命を取り留めることができるよう、備えをしっかりしておきたいものです。
日本という災害大国に生きる私たちです。これまでの災害で被害に遭われた方々の思いを無駄にしないためにも、備えを大切にしたいものですね。

