学校日記

2026.3.12 マンガ「文ゆかば」

公開日
2026/03/12
更新日
2026/03/11

校長室より

本日は、「校長室より」の不規則掲載企画のマンガ紹介シリーズです。

古中生のみなさんは、戦争の時代を生きた人々がどのような思いで日々を過ごしていたのか、想像したことがあるでしょうか。

歴史の授業では、年号や出来事等を学びますが、その中で実際に生きていた一人一人の気持ちまで思い浮かべることは、なかなか難しいものです。


今回紹介するのは、マンガ「文ゆかば」(ふみゆかば)(西原梨花/小学館)という作品です。

この物語は、戦時中を生きた「ろう者(耳の聞こえない人)」の人々の姿を描いています。

音や声による情報がとても大きな意味をもつ戦争の時代に、「耳が聞こえない」ということは、困難や不安が多かったことは想像に難しくありません。その中で、人と人がどのようにつながり、支え合って生きていたのか気になるところです。


このマンガを読むと、「伝えること」「わかり合うこと」「違いを理解すること」の大切さについて、改めて考えさせられます。そして、戦争という大きな出来事の中で、社会の中にいるさまざまな立場の人たちのことにも目を向けるきっかけになります。


「文ゆかば」は現在、1巻が出版されており、物語はこれからも続いていきます。読んでみると、歴史の出来事を「遠い昔の話」としてではなく、「人の物語」として感じることができるはずです。そして、「自分ならどうしただろうか」「今の社会で大切にしたいことは何だろう」と、新しい視点や気づきが得られるように思います。


興味のある人は、ぜひ、ご覧になってはいかが?