2026.6.9 歯と口の健康週間
- 公開日
- 2026/06/09
- 更新日
- 2026/06/08
校長室より
6月4日から10日は「歯と口の健康週間」です。
近年、児童生徒のむし歯は大きく減少しています。令和7年度の「文部科学省 学校保健統計調査」では、中学生でむし歯のある生徒の割合は「25.23%」となっています。最も割合が高かった、昭和54年度(1979年度)の「94.52%」と比べると、この約50年間で大幅に減少したことが分かります。
この背景には、歯みがきの習慣の定着や、歯や口の健康に対する意識の向上があると考えられています。
しかし、その一方で、歯ぐきに炎症が起こる「歯肉炎」がみられる児童生徒も少なくありません。歯肉炎は、将来の歯周病につながることもあるため、早めの予防が大切です。
歯肉炎の原因の一つとして、食生活の変化が挙げられています。
ファストフードや柔らかい食べ物ばかりを食べていると、噛む回数が少なくなります。よく噛むことで増える唾液には、口の中をきれいにする働きがありますが、噛む回数が減るとその働きも弱くなってしまいます。
また、柔らかい食べ物やパンなどは歯に残りやすく、歯垢(プラーク)がたまりやすくなります。歯垢が十分に取り除かれないと、歯ぐきに炎症が起こりやすくなります。
なお、歯周病は、高齢になって歯を失う大きな原因の一つです。いつまでも自分の歯で食事を楽しむためにも、むし歯にかからないようにすることと同時に、歯肉炎や歯周病にかからないようにすることも大切になります。
歯と口の健康を守るために、「ていねいな歯みがき」以外に、ぜひ「よく噛んで食べる習慣をつける」「好き嫌いをせず、栄養バランスのよい食事を心がける」ことも大切にしましょう。
健康な歯と歯ぐきは、一生の財産です。「歯と口の健康週間」をきっかけに、自分の食生活や歯磨きの習慣を見直し、毎日の健康づくりにつなげていけるとよいですね^^


