学校日記

2024.6.21 映画「マリウポリの20日間」

公開日
2024/06/21
更新日
2024/06/21

校長室より

自分の趣味の一つに、「映画鑑賞」があります。
たくさんの映画館が入った、「シネコン(シネマ・コンプレックス)」で流行の映画も観ますが、「ミニシアター」と呼ばれる、小規模な映画館で、そこでしか観られない作品を観るのが好きで、県内外のミニシアターに足を運ぶことがしばしばあります。

16日(日)には、そんなミニシアターの一つである「刈谷日劇」にて、映画「マリウポリの20日間」を観てきました。

作品は、「2024年第96回アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞」、「2023年ピューリッツァー賞公益部門受賞」等、20を超える世界中の映画祭等で受賞・ノミネートされていることから、どれだけインパクトを与えた作品であるかが分かります。

ストーリーは以下の通りです(公式サイトから一部引用)



 2022年2月、ロシアがウクライナ東部に位置するマリウポリへの侵攻を開始。
 これを察知したAP通信のウクライナ人記者であるミスティスラフ・チェルノフは、仲間とともに現地に向かった。
 ロシア軍の容赦のない攻撃による断水、食料供給、通信遮断…瞬く間にマリウポリは包囲されていく。
 海外メディアが次々と脱出していく中、彼らはロシア軍に包囲された市内に残り、死にゆく子供たちや遺体の山、産院への爆撃など、侵攻するロシアによる残虐行為を命がけで記録し、世界に発信し続けた。



事実の記録であることから、平和な日本で生きている自分は、「こんなことが世界で起きているのか…」と、ただ驚くとともに、胸がしめつけられる思いになりました。戦争の悲惨さをリアルに伝える作品ですが、これを観て、自分は、ロシア軍による、ウクライナ進攻をほとんど理解できていないことに気付かされました。

残念ながら、「刈谷日劇」は、6/20、岐阜市「CINEX」は、6/21で、公開終了となっています。今後、サブスクなどの動画配信サービスで観られることを期待したいと思います。

映画『マリウポリの20日間』公式サイト (synca.jp)