学校日記

2024.9.8 スーパーのロゴはなぜ赤と緑?

公開日
2024/09/08
更新日
2024/09/08

校長室より

この夏、車で県外に出かけることが何回かあったのですが、そのとき、ふと気になったのが、見出しの「スーパーのロゴはなぜ赤と緑の組み合わせが多いのか?」というもの。
出かけた先の地方のスーパーを見ると、赤と緑の組み合わせのロゴばかりのような気がしたのです。

写真は、左上が、中国・四国地方で展開している、スーパーフジ。その隣が近畿・北陸地方で展開している、アルプラザ(平和堂グループ)。左下が近畿・東海地方で展開しているオークワ。右下は、この地方にも多い平和堂、です。どれも、赤と緑が使われたロゴになっています。

調べてみると、1番多くのスーパーマーケットで使われていた色は「赤」とのこと。赤は「視覚的に訴える力が一番強い色。日本企業において、一番ロゴとして使用されることの多い色。」ということで、確かに考えてみると、赤色のロゴを使ったスーパーや企業は多いように思いました。

そして、2色以上使われているロゴの中で、最も多い組み合わせは「赤と緑」とのことでした。「赤と緑」は、「色相環」の「補色」にあたる色です。ちなみに「補色」とは、色相環で正反対に位置する関係の色の組合せのことです。美術の授業で習いましたね。調べたサイトによると、「補色は色相差が最も大きいので、お互いの色を目立たせる効果があります。そのため、多くの企業で使われる組み合わせのパターンとなります。目立つだけでなく、緑色の持つ「安心感や新鮮さ」といった印象も与えられることによってスーパーマーケットにピッタリの組み合わせと言えます。」と。
やはり「赤と緑の組み合わせが多い」のは、間違いなかったのです。

…で、何が言いたいのか、というと、「問いをもつことの大切さ」です。「おや?これはどういうことだろう」と思うことから、追究が始まります。そして、追究することで、様々な知識を得られます。古中生の皆さんも、日頃の何気ない疑問を大切にしてほしいな、と思います。

(ということで、今日の記事は、赤と緑を使用した文字色になっています^^)

スーパーのロゴに使われている色やマークの傾向は