2024.11.24 十少十多の健康訓
- 公開日
- 2024/11/24
- 更新日
- 2024/11/24
校長室より
同世代で話をしていると、「最近、体の○○が悪くなってきた」「この前、○○に罹った」などという会話が増えてきました。この世代特有の「不健康自慢」です^^
笑っていられるうちはいいですが、病気とつきあうのは大変なことです。できることなら、いつまでも健康でいたいものです。
さて、細菌研究で大きな業績を残した学者である二木謙三(ふたき けんぞう 1873〜1966)は、東京帝国大学(現・東京大学)医学部卒業後、数々の細菌を発見し、日本脳炎の診断を日本で初めて確立するなどの業績を残しています。
その二木氏は、健康に関する研究にも力を注いでおり、年齢に応じた食事のとり方、呼吸法など、様々な健康法を提唱しています。中でも、「十少十多の健康訓」という、有名な健康訓があります。今から50年も前に、二木氏自身も93歳まで生きてみえます。健康訓のエッセンスを取り入れることは悪くないことでしょう。
自分も「ハッ」とさせられたので、ここで紹介させていただきます。
十少十多の健康訓
食うこと少なくして 噛むことを多くせよ。
乗ること少なくして 歩くことを多くせよ。
着ること少なくして 浴びることを多くせよ。
悶ゆること少なくして 働くことを多くせよ。
怠けること少なくして 学ぶことを多くせよ。
語ること少なくして 聞くことを多くせよ。
怒ること少なくして 笑うことを多くせよ。
言うこと少なくして 行うことを多くせよ。
取ること少なくして 与えることを多くせよ。
責めること少なくして 誉めることを多くせよ。
まだまだ若い古中生向け、というよりは、お父さん、お母さん向けの言葉になるでしょうか^^
徐々に寒くなってきました。暖かい気候に慣れている今年です。体調管理に気をつけたいところですね^^