今年度より本校が、日課の変更や３年英語科授業の少人数授業など、様々な改善に着手しているのは、これまでお伝えした通りですが、今日は、「定期テスト」についてお伝えします。

本年度より、定期テストの実施方法を変更することとしました。具体的には、以下の通りです。

・「国語、社会、数学、理科、英語」の５教科と、「音楽、美術、保健体育、技術・家庭科」の４教科の実施日を分ける。

・「国語、社会、数学、理科、英語」の５教科は、「高校入試」と同様に、一日日程で実施する。

・「音楽、美術、保健体育、技術・家庭科」の４教科を「ＧＵタイム」（朝の裁量時間）に実施することで、テスト時間を20分～25分の実施時間とし、配点も100点ではなく、教科毎の設定とする。

変更の主な理由は、以下の通りです。

・教科を分散化することで、計画的に事前学習を実施できるようにする。

・５教科は「あえて」１日日程にすることで、テストに向けた事前学習のみならず、日々の家庭学習の在り方の見直しを図る。

・５教科を高校入試と同様な日程、時間設定にすることで、来たる日に落ち着いて実施できるようにする。

等です。これまで、生徒の様子を見ていると「テストのための学習」をする生徒が少なくありませんでした。

しかし、今回のように変更することで、同じ「テストのための学習」だとしても、学習期間を長めに取らざるを得なくなり、これまで以上に、見通しをもって、学習に対する「２４時間のデザイン」の必要が生じてきます。また、こうしたことを積み重ねることで、日々の学習習慣の定着につなげていきたいと考えています。

本日まで、ＧＵタイムで実施する４教科のうち２教科について、テストを実施しましたが、混乱無く実施できています。

保護者の皆様におかれましては、今年度から変更した定期テストについて、ご理解をいただきますよう、お願いします。