学校日記

2025.6.10 校外学習の位置づけ

公開日
2025/06/10
更新日
2025/06/09

校長室より

本日は、1年生が「南知多ビーチランド」へ校外学習に出かけています。

昨日、名古屋地方気象台が発表したように、「梅雨入り」となり、今日に限って、一日中、まとまった雨が降るというあいにくの天候となってしまいました。

しかし、友人らと過ごすひとときは「プライスレス」です。思い出に残る一日となることを願っています。


さて、この「校外学習」ですが、どのような根拠で実施をするのでしょうか。実は、「2025.5.16 宿泊的行事の位置づけ」で、宿泊学習について解説をしていますが、その根拠と同じになります。



〔学校行事〕 2 内容 ⑷ 旅行・集団宿泊的行事

平素と異なる生活環境にあって、見聞を広め、自然や文化などに親しむとともに、よりよい人間関係を築くなどの集団生活の在り方や公衆道徳などについての体験を積むことができるようにすること。



「校外学習」は、上記項目になる「旅行的行事」に当てはまることになり、目的は、まさに本文にあるように、「自然や文化などに親しむ」(今回であれば、海や海洋生物の生態等)、「集団生活の在り方や公衆同六についての体験を積む」などとなります。


また、学校行事には、上記の「旅行・集団宿泊的行事」以外にも、「儀式的行事」「文化的行事」「健康安全・体育的行事」「勤労生産・奉仕的行事」という行事の「くくり」があります。

「健康安全・体育的行事」には、「事件や事故、災害等から身を守る安全な行動や規律ある集団行動の体得」「責任感や連帯感の涵養」という内容もあることから、これらに関連付けることもできます。


いずれにしても、「まあ、楽しいから『校外学習』でもするか」という軽い感じで決められるものではなく、きちんとしたねらいに基づいて行われている、ということを理解いただければ、と思います。


なお、「2025.5.16 宿泊的行事の位置づけ」で、「廃止した学校がある」ということを触れましたが、この「校外学習」についても、「廃止」する学校が増えています。「年間のカリキュラム編成に伴う課題」がクリアできなかったり、「バス代の高騰が課題」だったりするようですが、生徒が楽しみにしている行事がなくなるのは、なんとも寂しいものですね。本校は、続けていきたいと考えています^^


(※ 写真は、昨年度のカレー作りの様子を引用しました)