学校日記

2025.6.13 写真の掲示物に思う

公開日
2025/06/13
更新日
2025/06/12

校長室より

各学年の下駄箱や、廊下には、学年の写真が数多く掲示されています。

写真は、左から、1年生の校外学習、2年生の自然教室、3年生の修学旅行のスナップショットを集めた掲示物です。


いつも、「すごいなー」と思い、頭が下がるのが、何十枚という数の写真が、行事を終えた次の登校日には、何気なく「さらっ」と、掲示されているということ。


「掲示物は生もの」などという、教育業界用語がありますが、タイムリーに掲示することで、多くの目を引き、印象に残ります。各学年とも、その原則に基づき、こうした掲示物を作成してくれています。


古中生の皆さんは、ぜひ、次のようなことを想像してみてください。

どの活動も、楽しかったと思いますが、疲れも残る活動だったことでしょう。

学年の先生方は、行事を終えると、その日のうちに、「今回の行事に課題等はなかったか」と反省会を行い、その後、次の日の授業の準備等を行い、さらに、この掲示物を作成しているのです。皆さんが、次の日に笑顔でこの掲示物を見てくれている姿を想像しながら…。


上記のような掲示物は、「作成しなければならないものか」と問われれば、そうではありません。しかし、各学年300人の生徒の皆さんの笑顔を想像すると、作らずにはいられないのですね。

私からは、行事を終えた職員室にいる関係学年の先生方に「疲れているはずだから、早く帰ってくださいね」と呼びかけるものの、こうした「大作」を作っているのですから、困ったものです(笑)。


それだけ、古中生の皆さんは、先生方から愛されているのです。

しかし、そんな先生方も人間です。頑張りすぎて、心身に何かあってはいけません。

そうならないよう、生徒の皆さんからは「先生、無理せず、早く帰ってくださいよ」と声をかけてもらえるといいですし、生徒指導等の問題を起こして、先生方の時間を奪うようなことがないよう、穏やかな日々を過ごしてもらえるとありがたいです。


「『想像力』が大切ですよ」ということを、昨年度の全校集会で、私から話したことがありました。

古中生の皆さんには、こうした掲示物が作成されている裏側も想像してくれるとうれしいです^^