学校日記

2025.6.14 NEW EDUCATION EXPO 2025

公開日
2025/06/14
更新日
2025/06/12

校長室より

先週の土曜日(7日)に、東京で行われた、教育関係者向けセミナーに参加してきました。

9:30~18:00まで開催されたセミナーは、3部構成に分かれており、1部につき設けられた「8つ」のテーマ講座から一つずつ選択(あらかじめ予約)し、計3つのテーマ講座に参加してきました。


私が参加してきたのは、「校長が変える、校長で変わる。1人1台時代の学校経営」「学びの場をどう調えるか ~学習指導要領改訂も視野に入れて~」「これからの時代の学校の『あり方』」の3つの講座。

どれも、これからの学校経営のヒントになることがたくさんありました。


全国には、約28,000校の公立小中学校がありますが、それだけの学校があると、いい意味で「とがった」学校や、「個性的な」実践をしている学校があることが分かります。それらの学校の実践が、子どもたちの成長にどう影響しているかは、何年か経った後、そこを卒業した子どもたちがどんな力をつけたかという検証をしないと分かりません。しかし、校長先生が信念をもって、学校経営をしていることがヒシヒシと伝わり、大きな刺激を受けました。


時代の流れが加速度的に変化していく中、学校の変化はどうしても遅れがちです。

GIGAスクール構想の指導前にこんな話がありました。

「100年前の医者をタイムマシンで連れてきたとしても、仕事ができない。新聞記者もパソコンやネットを使えないから仕事ができない。唯一、仕事ができるのは教師だ」

と、なんとも上手く、学校を揶揄する話しです。


もちろん、タブレットの導入に対する対応や、主体的な学習の推進等を考えれば、決して、旧態依然としている訳ではないですが、そんな誤解を受けがちなのが学校でもあります。


今年度、時代の変化に対応できるよう、様々な教育活動の改革・改善を実施していますが、引き続き、今回の学びを受けて、子どもたちが未来で活躍できるような力を育む実践を重ねていきたいと考えています^^