2025.6.19 熱中症対策
- 公開日
- 2025/06/19
- 更新日
- 2025/06/19
校長室より
「梅雨の合間の晴れた日」という表現が当てはまらないほどの猛暑が続いています。
昨日午後には、運動場の「WBGT」(暑さ指数)が、「危険」を示す「31」を超えたことから、外の活動を中止としました。
この時期に、まさかの「35度超え」は、身体の準備もできておらず、なかなか厳しいモノがあります。体育の授業や部活動のみならず、さまざまな活動で、熱中症にならないよう、より気を遣わなければならない時季になりました。
そのような中、本校では、左の写真のように、運動場にテントを設置し、少しでも暑さを和らげる工夫をするとともに、全校で「暑さ指数」を確認できるよう、右の写真のように、状況を掲示するなどして、情報を共有しています。
また、ウォータークーラーの設置、製氷機の設置、経口補水液の常備等、未然防止や、万が一に症状を発症したとしても、軽症に留めることができるよう、迅速に事後対応ができる状態を整えています。
しかし、物理的な環境を整えていくにも限界があります。したがって、環境整備と同時に、個々が熱中症にかかりにくい体づくりをすることも大切になってきます。寝不足や疲れをためない生活リズムの確保や、体を動かし、汗をかく習慣づくりの必要があります。
もし、クーラーの効いた部屋でずっと過ごし、その快適な空間で夜遅くまでスマホを触ったり、オンラインゲームをしたり…なんてことをしていると、熱中症にかかるリスクが高まります。
学校は、熱中症が発生しないよう、取り組んでいきますが、ぜひ、家庭での過ごし方もケアしていただくなどし、学校・家庭の相互で、子どもたちが熱中症にならない取組ができれば、と思います。
古中生の皆さんも、自分事としてとらえ、自分の身は自分で守るよう、意識を高くもちましょうね^^