2025.9.22 明日は「秋分の日」
- 公開日
- 2025/09/22
- 更新日
- 2025/09/22
校長室より
明日「9月23日」は、秋分の日です。
この秋分の日、気づく人は、「あれ?昨年は、9月22日だったのに…」と思う人がいるかもしれません。それは、いい気づきです。ちなみに、過去20年間(2006~2025)をさかのぼってみると、
・9月22日だった年:4年(2012,2016,2020,2024)
・9月23日だった時:16年
となっており、約2割の確率で、22日となる日があります。
秋分の日は「太陽が『黄経180度(秋分点)』を通過する瞬間」を含む日となっており、この瞬間が日本時間でいつになるかを正確に天文学的に計算し、「秋分の日」として定めています(「黄経」については、調べてみましょう)。
では、なぜ、22日や23日とずれるのか、というと、主な原因として、「1年(365日)」と「地球の公転周期(約365.2422日)」にズレがあることから、約2割の確率でずれてきます。
また、「うるう年」があったり、天体の微妙な位置のずれがあったりすることなども考慮します。
と、計算していくと、実は「9月24日」となることもあり、1979年(昭和54年)、1975年(昭和50年)が、その該当年となっています。
では、「次回の9月24日の該当年は…?」と思うところですが、国立天文台が予報として発表している「2050年まで」には「ない」とのこと。
年によっては、「敬老の日」と土日の週末と併せて「5連休」になる年も考えられることから、「秋分の日のズレ問題」は、案外、重要なことかもしれませんね^^