学校日記

2025.9.29 「勉強とは」その2

公開日
2025/09/29
更新日
2025/09/25

校長室より

先週金曜日の「その1」に続く、のこり半分です。



4 スポーツの基礎トレーニング

地道な努力は、大きな成果に繋がります。今は見えたり感じたりしなくても、将来、爆発的な力になることがあります。

サッカー選手も、毎日地味な基礎練習をしています。ドリブル、パス、走り込み…。しかし、試合の中では「一瞬」で、その力が試されます。勉強も同じで、地道な積み重ねが、将来の「勝負の瞬間」に活きてきます。今取り組んでいる「勉強」は、「人生のフィールド」に出るための基礎トレーニングなのです。


5 視力を上げるメガネ

勉強は、現実の世界を見る「解像度」を上げるものであり、世界がよりクリアに面白く、深く見えるようになるのです。

勉強するということは、メガネをかけて世界を見るようなものです。ぼんやりしたメガネでは、視界がはっきりとしません。しかし、知識が増えることで、解像度が高まり、世界が「くっきり」と見えてきます。例えばニュースで見たり聞いたりする言葉や社会の仕組み、人との会話などの何気ない日常の中に、勉強で得た「見える力」が活きてきます。


6 料理のレシピ

知識は、人生の「材料や道具」であり、それらがあるからこそ、「自分らしい解答」という「料理」を作ることができます。

勉強は、いろいろな料理のレシピを覚えていくようなものです。レシピがあれば、自分の好きな料理を自分で作れます。数学や国語、英語に限らず、様々な知識は、きっと人生で何かをやりたいと思ったときの「材料や道具」になります。たくさん知識を得て、とびきりおいしい料理のような、自分らしい何かを「作れる人」になれます。



6つの例え話、いかがでしたか。
どれかに刺さってくれると嬉しく思います。

今すぐではなくても、将来に活きてくるのが勉強です。
ぜひ、コツコツがんばっていきましょう^^