2025.9.30 秋の日はつるべ落とし
- 公開日
- 2025/09/30
- 更新日
- 2025/09/29
校長室より
「秋の日はつるべ落とし」という言葉があります。
井戸の水を汲むための「つるべ」が一気に落ちていくように、秋の太陽はあっという間に沈んでしまう・・・そんな様子を表した言葉です。
「秋分の日」を過ぎると、日中の時間がどんどん短くなっていきます。ついこの間まで明るかった時間が、今ではもう夕暮れ。そしてあっという間に夜になります。
気づけば、明日は「10月」です。今年度の折り返し地点となりました。
この「日暮れの様子」は、自然現象ではありますが、私たちの「時間の使い方」にも似ていることに気づかされます。
「まだ時間がある」「あとでやればいい」と思っているうちに、時間は過ぎていきます。
私自身、「気づいたら、あっという間に一日が終わっていた・・・」そんなことを感じることがよくあります。
秋の日のように、時間は私たちを待ってくれません。だからこそ、古中生には、一日一日を大切に、自分のためにしっかり「24時間をデザイン」してほしいと思います。
今の一瞬が、未来の自分をつくります。
「秋の日はつるべ落とし」。そんな時期だからこそ、今を丁寧に生きていきましょうね^^