学校日記

2025.10.15 合唱と「和える」

公開日
2025/10/15
更新日
2025/10/10

校長室より

どの学級も合唱コンクールの練習に力が入っています。2学期のキーワードは「和える」。個を活かしながら調和を目指そう」というものです。

現在、練習に励んでいる合唱などの音楽表現は、まさに「和える」という言葉がピッタリのように思います。


わかりやすく言うと、例えば、オーケストラのように、多くの楽器が集まり演奏する状況などは、それぞれの楽器の音色や奏法が違っており、まさに「個性のかたまり」と言えるでしょう。当然、好き勝手に演奏してしまうと、バラバラでうるさい音になってしまいます。そこで、この「和える」の意識が大切になってきます。


それぞれが、「お互いの音を聴き合って」「タイミングを合わせて」「音の大きさや強さも調整しながら」「みんなの役割を信じて」演奏することで、まさに「ハーモニー(調和)」となります。


鋭い人は、「合唱にも当てはまる」ことに、すぐ気づくでしょう。


もともと和食で用いられる「和える」という言葉は、料理の素材を合わせることだけでなく、合唱や楽器演奏でも、それぞれの良さを大切にしながら、素敵なものを作り上げていくことを表しています。


合唱発表会当日まで、本日を含めた登校日数は残り「15日」です。ぜひ、練習では、この「和える」を意識してほしいと思います。


そしてもちろん、日頃の生活でも、自分の「音」を大事にしつつ、周りの「音」に耳を傾けて、クラスというオーケストラで一緒に美しいハーモニーを作り、それぞれの個が引き立つような素晴らしい集団を作ってくださいね^^