式辞
2年生、3年生の皆さん、進級おめでとうございます。
そして、1年生の皆さん、先ほどは立派な態度で入学式に臨むことができました。すでに古中生の一員としての自覚が伝わってきました。
先ほどの入学式式辞で伝えましたが、古知野中学校は、今年で「80年目」を迎える伝統ある学校です。皆さんには、その伝統を受け継ぎ、自信と誇りをもちながら、充実した中学校生活を築いてほしいと願っています。
さて、1学期の始業式ではありますが、一年のスタートを切るこのタイミングに、さらにワンランク上の古中生になるために心がけてほしいことについて話します。メモの用意はいいですか?
「幸運は準備された心に宿る」という言葉があります。
これは、昨年、ノーベル化学賞を受賞した北川進教授が、子どもたちへのメッセージとして語った言葉です。また、フランスの科学者パスツールも同様の言葉を残しています。
この言葉には、大きく3つ意味があると思います。
一つ目は、「日頃から勉強をしたり、体を鍛えたりすること」です。このことはイメージしやすいでしょう。24時間をデザインし、時間を有効に活用しながら準備を重ね、自分自身を成長させていくということです。
二つ目は、「チャンスがあったら挑戦してみること」です。昨年度から、「みらいナビゲーション」の講演会や「SSタイム」の自主学習など、自ら進んで取り組む機会をいくつか設けてきました。そうした機会を上手に生かし、自分を成長させるための準備の機会としてほしいと思います。
三つ目は、「振り返りを行い、次の準備につなげること」です。うまくいかなかったことがあったとしても、振り返り、何がよくて何がよくなかったのかを考え、次に生かしていけば、それも立派な準備になります。
以上の三つを心がけることで、やがて「幸運に巡り会える」ということです。ぜひ、「幸運は準備された心に宿る」という言葉を、この一年、心に留めてほしいと思います。
入学式では、福山雅治さんの曲の歌詞を紹介し、「自分を大切にし、自分らしくあってほしい」という話をしました。
貴重な中学校生活です。仲間と共に成長を目指すことは大切ですが、全て友達の考えに合わせる必要はないと思います。自分の考えを大切にし、「私は私、あなたはあなた」でよいのです。この中学校生活で、自分を成長させることができる人間関係を築き、自分らしさを大切にするとともに、友達の個性も認め合う、そんな気持ちを互いにもってほしいと思います。
まだまだのびしろのある皆さんです。昨年以上に、「古中生がんばっているね」と言われる学校にしていきましょう。
今年度も、先生たちは、古中生一人一人がそれぞれの夢に向かって踏み出す素晴らしい時間となるよう、全力で応援し、支えることを約束し、式辞といたします。