2026.5.24 今年もやってきた「コシアカツバメ」
- 公開日
- 2026/05/25
- 更新日
- 2026/05/24
校長室より
本校では、毎年春になると何羽かのツバメたちが校舎に巣を作ります。その中でも、「2階東渡り」に今年も「コシアカツバメ」が営巣しました。これで3年連続となります(写真を見ると、巣の土の色が三色になっているのが分かると思います)。
コシアカツバメは、よく見かける一般的なツバメとは少し違った特徴をもつ鳥です。毎年同じ場所に戻ってくることも多く、本校の環境がコシアカツバメにとって安心できる場所になっていることがうかがえます。
私たちが普段よく見かける「ツバメ(ツバメ科)」と、コシアカツバメには次のような違いがあります。
1 腰の色が違う
コシアカツバメは、その名の通り「腰」の部分が赤茶色をしています。飛んでいるときによく見ると、尾の近くに赤っぽい部分が見えます。一方、一般的なツバメは、背中が黒っぽく、腰の色は目立ちません。
2 巣の形が違う
一般的なツバメの巣は、おわん型で上が開いています。それに対して、コシアカツバメの巣は、細長い入口が付いた「とっくり型」に近い形をしています。泥を少しずつ運び、時間をかけて丈夫な巣を作ります。本校の巣も、写真のように、特徴的な形を観察することができます。
3 飛び方や鳴き声が違う
コシアカツバメは、一般的なツバメよりやや大きく、ゆったりと飛ぶことがあります。鳴き声も少し異なり、独特のにぎやかな声で飛び交います。
そんなコシアカツバメは、他のツバメと同様、春から夏にかけて日本へ渡ってくる「渡り鳥」です。秋になると暖かい地域へ移動します。
ツバメ類は昔から「人が集まる安全な場所に巣を作る」と言われ、縁起の良い鳥として親しまれてきました。
しかし、とても敏感なため、巣に近づきすぎたり、大きな音を立てたりすると、親鳥が警戒してしまうことがあります。安全な距離から、温かく見守り、静かに観察するとよいと思います。
自然と共にある学校環境の大切さを感じながら、生徒の皆さんにも命の営みを学ぶ機会になるとうれしいです^^

