2026.6.19 「こ食」
- 公開日
- 2026/06/19
- 更新日
- 2026/06/16
校長室より
本日19日は「食育の日」です。6月は「食育月間」でもあることから、今日は、食に関連する話題を一つ…。
「こ食」という言葉を聞いたことがある人も多いと思います。しかし、「こ」の字に当てはまる漢字一つではなく、近年の食生活を取り巻くさまざまな課題を反映して、多くの「こ食」が指摘されています。
代表的な「こ食」には、以下の7つがあといわれています。
・孤食 … 親が出かけているなどの理由で、いつも一人で食事をする
→ 食事が辛く孤独、寂しい。会食が苦手になる。
・個食 … 家族で食事をしても、それぞれが別々のものをで食べる
→ 協調性が育ちにくい
・固食 … 同じもの(好きなもの)ばかりを食べ続ける
→ 栄養バランスが偏り、肥満や生活習慣病につながる
・子食 … 子どもが好きなメニューばかりを食べる
→ 偏食の原因になりやすい
・粉食 … パン類や麺類、ピザなど、粉から作られた食品ばかりを食べる
→ 軟らかい食品が多く、噛む力が育ちにくい
・濃食 … 濃い味のものを好んだり、自分で味を濃くしたりする
→ 塩分の過剰摂取や味覚への影響が心配される
・小食 … ダイエット目的などで、食事の量が少ない
→ 成長期の子どもの心身の発育に影響することがある
さらに、近年では次のような「こ食」も唱えられ、世の中では、食の問題が大きくなりつつあることが分かります。
・コ食 … テレビを「コの字型」に囲みながら食べる
→ テレビが中心となり、その他の家族間の会話がない
・戸食 … 戸外で買ってきたでき合いのものをよく食べたり、外食が中心になったりする。(「コンビニ食」をもじった「コ食」と呼ばれることもあり)
・庫食 … 冷凍食品を電子レンジで調理したものばかり食べる
・枯食 … 乾物やインスタント食品ばかり食べる
・呼食 … デリバリー(出前)をよく利用する
→ 以上のような食生活が続くと、調理の技能が身に付きにくく、家庭の味がうけつがれにくくなる
・虚食 … 見栄えや話題性、食感などを優先したものを食べる
→ 栄養面がおろそかになったり、食に対する適切な金銭感覚が育ちにくくなったりする
・己食 … 自己中心的な食生活を送る。
→ 栄養バランスが偏り、生活習慣病につながる
これらは10年以上も前から指摘されているものですが、課題が解消されるどころか、むしろ該当する人が増えているともいわれています。
食事は、栄養を摂るだけでなく、家族や仲間とのコミュニケーションの場であり、食文化を次の世代へ受け継ぐ大切な機会でもあります。
もし心当たりのある「こ食」があれば、この機会に日頃の食生活を見直してみてはいかがでしょうか^^


