学校日記

2026.10.20 映画「わたしの知らない子どもたち」

公開日
2026/10/20
更新日
2026/10/19

校長室より

週末、映画「わたしのしらない子どもたち」を観に行きました。

太平洋戦争の終戦時、日本国内には約12万人もの戦争孤児がいたともいわれています。この映画は、そうした子どもたちの一部に焦点を当て、懸命に生きる姿を描いた物語です。


あらすじは以下のとおりです(公式ホームページより一部抜粋)。



1945年、終戦。音楽家の父のもとで育ち、ごく普通の暮らしを送っていた12歳の少女・茅野琴子は、戦争によって家も家族も失い、焼け野原となった東京で、たったひとり生きることになる。女性であることが生きる危険につながる現実を知った琴子は、少女という性を隠し、少年として生きることを決意する。やがて将吉をはじめ、同じように家や家族を失った少年たちと出会い、「吉田茂男」と名乗って彼らと行動をともにする。闇市を束ねる菊沢組の親分・菊沢徹から仕事をもらい、ともに支え合う仲間との日々は、戦後ひとりぼっちだった琴子が初めて見つけた「居場所」となっていく。



約80年前、今の中学生と同じくらいの年齢の子どもたちが、このような生活を送っていたのかと思うと、胸が痛くなりました。今、こうして恵まれた時代に生きていられることは、本当にありがたいことだと改めて感じます。


ちなみに、この映画では、ある意味、当然のことかもしれませんが、戦後の風景をカラー映像で見ることができます。戦中・戦後の記録写真や映像には、白黒やセピア色のものが多い中、色彩のある映像を見ると、「この時代にも、一人ひとりの人間が確かに生きていたんだ」ということを実感させられます。


ネタバレになってしまうので、詳しくは語りませんが、戦争の悲惨さだけでなく、その時代を生きた子どもたちの姿を知ることができる作品として、これからも多くの人の記憶に残る名作になるのではないかと感じました。教員をはじめ、多くの大人にぜひ観てほしい映画です。なお、映倫区分は「PG12」なので、中学生も鑑賞できます。

興味のある人は、ぜひ観てみてくださいね^^