学校日記

2024.6.29 部活動種別登録者数の今

公開日
2024/06/29
更新日
2024/06/29

校長室より

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いよいよ、本日から「尾北支所中学校総合体育大会」、いわゆる「管内大会」が始まります。本日は、本HPでも紹介したように、水泳部の大会が開催されています。
また、先週には、西尾張陸上競技大会が開催されており、7月25日には、吹奏楽コンクール西尾張地区大会が開催されます。「熱い夏」の季節がやってきました。

さて、そのような季節ですが、中学生が所属する部活動の登録者数の割合はどのようになっているのでしょうか。文化庁が「文化部活動等の実態調査」を行っており、最新のデータは、令和2年3月となりますが、調査によると、以下のような登録割合(上位10種別)になっています。



1 吹奏楽部 10.4%
2 卓球 9.7%
3 ソフトテニス 9.0%
4 バスケットボール 8.5%
5 陸上競技 8.0%
6 美術・工芸 6.8%
7 サッカー 6.7%
8 バレーボール 5.2%
9 軟式野球 4.8%
10 バドミントン 4.4%



となっています。
国民的な人気スポーツの「軟式野球」「サッカー」は意外と多くはなく、文化部の「吹奏楽部」「美術・工芸」がそれをも上回る登録数になっています。また、「卓球」「ソフトテニス」「陸上競技」「バドミントン」と言った、個人運動競技が4競技エントリーされています。

現在、本校の生徒数は横ばいですが、多くの学校は減少傾向にあり、チームスポーツの競技部が減少の傾向にあります。結果、既にこの地区(江南・犬山・岩倉市、扶桑・大口町)でも、野球部が設置されていない学校が1校、ソフトボール部が設置されていない学校が4校、男子バレーボール部が設置されていない学校が6校あります。そうすると、さらに登録数は減っていく傾向となるでしょう。
また、個人競技として成立する種目である上記の上位にある「卓球」は、男子が5校、女子が6校、「ソフトテニス」は、男子が4校、女子が3校、部活動としては設置していないという事実もあります。しかし、設置している学校は、生徒の登録者数は多いようです。結果、上記のような結果になるのでしょう。

学校の環境や地域の実情によって、設置の有無の理由はそれぞれですが、出生者数の減少や、検討されている「地域移行」などにより、今後、「部活動」は、大きく変化していくのかもしれませんね。