2024.7.22 国際環境映像祭「生きている地球の記録」
- 公開日
- 2024/07/22
- 更新日
- 2024/07/22
校長室より
昨日(21日)は、名古屋市科学館で行われた「生きている地球の記録」という「グリーンイメージ国際環境映像祭入賞作品上映会」に行きました。
これは、地球環境を考える、8分〜88分の上映時間となる、6本の環境問題について考える映画を鑑賞するもので、今年度で、第30回を迎える、歴史のある映像祭です。
この映像祭、なかなか人気のあるイベントで、220人の定員に対して、約500人の応募があるということで、抽選で参加の可否が決まります。実は、昨年、一昨年と、抽選に外れており、数年ぶりに当選し、今年度は参加ができました。
内容は以下の通り(映画の解説は、水谷に文責があります)
■「解けゆく氷河の下で」(カナダ:88分)急激な気候変動と解けゆく氷に脅かされる北極に生きる数々の動物の様子を伝える作品。
■「スモーク」(イラン:26分)大気汚染のひどい首都・テヘランの社会の様子と、生きる人々の様子を紹介した作品。
■「オオカミの群れ」(ロシア:9分)オオカミの群れと、その群れの中の子どもを捕まえた人間との間のドラマをアニメーションで語る物語。
■「なめとこ山」(イギリス:8分)宮沢賢治の「なめとこ山の熊」をアニメーション化。熊撃ちの猟師と熊との間の物語。
■「東京干潟」(日本:83分)多摩川の干潟でシジミを獲りながら、複数の捨て猫と、川岸で暮らす老人にフォーカスし、変わりゆく東京の環境について考える作品。
■「ティッピングポイント−迫りくる食糧危機」(シンガポール:48分)東南アジアを中心に、気候変動等による様々な食糧問題について各国が考える作品。
この環境版「映画祭」は、映像を観て、初めて知る事実も多く、学びのある時間です。
会場には、中学生らしい子供が、お父さんやお母さんと一緒に映画を鑑賞する姿もいくつかありました。
次年度も、開催されることと思います。古中生の皆さんはもちろんのこと、理科や社会の先生も、様々な学びが得られると思います。興味関心のある人は、鑑賞抽選に応募してみては^^(※応募は6月頃です)
■「第30回 生きている地球の記録」チラシ(PDF:8,474KB)