学校日記

2024.8.15 手塚治虫「戦争漫画」傑作選

公開日
2024/08/15
更新日
2024/08/15

校長室より

今日は、終戦の日。2024.8.12 マンガと戦争展で、様々な戦争マンガがあることを紹介しましたが、我が家にある戦争マンガを、本日以降、いくつか紹介したいと思います。

今回は「手塚治虫『戦争漫画』傑作選・傑作選2」(祥伝社新書)という作品ですが、新書サイズのマンガです。

「傑作選」のカバーの「そで」(カバーの折り返し部分)には、以下のように書かれています。



「鉄腕アトム」「ブラック・ジャック」「どろろ」「火の鳥」「アドルフに告ぐ」など、後世に遺る数々の名作を描いた「漫画の神様」手塚治虫。その天賦の才は、これら長編ばかりでなく、読み切り短編においても遺憾なく発揮されました。本書は、新書界初の漫画アンソロジー集の第一弾として、手塚治虫が生涯に遺した計一五万ページに及ぶ作品群から、『戦争』をテーマにした傑作、問題作を選りすぐりました。手塚漫画は大人必読の現代の教養であり、もちろんそれ以前に文句なく面白い!子供の頃のように時の経つのを忘れ、最後の一ページまでご堪能ください。


「傑作選」「傑作選2」のどちらも、戦争の悲惨さや残酷さが伝わってくるものですが、特に「傑作選」は、第二次世界大戦の日本に関するものが、また「傑作選2」は、ベトナム戦争に関するものが掲載されています。

日本に限らず、世界中に、戦争に対して疑問を抱いている人がいます。戦争を二度と繰り返さないためにも、私たちは、その事実を学んでいきたいものです。

なお、「手塚治虫と戦争」というサイトが開設されています。手塚治虫が伝えたかった戦争について、原画や手塚治虫の解説文などを見ることができます。興味がある人は、ご覧になってはいかがでしょうか。

手塚治虫と戦争 (tezukaosamu.net)