2024.8.22 まだまだ暑い日が続いていますが…
- 公開日
- 2024/08/22
- 更新日
- 2024/08/22
校長室より
昨日、名古屋市は、年間36日目の猛暑日となり、名古屋市の年間最多記録に並びました。「まだ暑い日が続くのか…」とぼやきたくなるところです。
気象情報を見てみると、週末から下り坂となり、来週は、台風10号の発生に伴い、しばらく雨が続きそうな予測となっていますが、例年、9月にも猛暑日は何日かあることから、しばらくは、厳しい暑さの対策が必要なようです。
さて、上述では、さらっと書き記していますが、そもそも、「猛暑日」とは、どんな日を指すのでしょうか。また、同じく、よく聞く「真夏日」や「熱帯日」とは、どんな日を指すのでしょうか。改めて、そんな用語について確認をしてみましょう。
・猛暑日:日最高気温が35度以上の日
・真夏日:日最高気温が30度以上の日
・夏日 :日最高気温が25度以上の日
・真冬日:日最高気温が0度未満の日
・冬日 :日最低気温が0度未満の日
・熱帯夜:夜間の最低気温が25度以上のこと
と、気象庁は定めています。
ところが、近年では、40度を超える最高気温を記録する地点も増えてきました。「40度以上の呼び方も必要なのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、気象庁では定めていません。
そんな中、テレビやラジオを通じて気象情報を提供している「日本気象協会」が、2022年8月に、「酷暑日」という呼び方を発表しました。同じタイミングで、「夜間の最低気温が30度以上のこと」を「超熱帯夜」とすることを発表しています。
今後、こうした名称を気象庁が正式に採用するのかどうかは分かりませんが、近い将来「酷暑日の統計を取り始めました」なんていう気象庁のデータは、見たくないですね。
しかし、朝晩は耳を澄ますと、どこからともなく「虫の音」が聞こえるようになってきました。秋は確実に近づいてきているようです。早く過ごしやすい日が増えることを期待したいですね。