学校日記

2025.7.5 全国中学校体育大会

公開日
2025/07/05
更新日
2025/07/04

校長室より

6月中に行われた、西尾張バドミントン大会や西尾張陸上競技大会、先週の管内水泳大会に続き、本日から、複数の種目の大会が開催され、本格的に夏の大会が始まりました。


さて、本日行われているのは、「尾北支所中学校総合体育大会」という大会名が正式名称で、通称「管内大会」「尾北地区大会」などと呼ばれています。


この大会を勝ち上がると、尾北地区、一宮地区、稲沢地区、海部地区の上位校による「西尾張大会」に出場します。さらに、その大会を勝ち上がると、西尾張地区、東尾張地区、西三河地区、東三河地区、名古屋地区、種目によっては私学大会、クラブチーム大会の上位校・上位チームが「愛知県大会」に出場します。さらに、県大会で勝ち上がると、愛知、岐阜、三重、静岡の4県の上位チームが出場する「東海大会」に出場し、その中で上位に残ると「全国大会」に出場するという形になっています。


では、その全国大会(正式名称「全国中学校体育大会」、通称「全中」)の歴史や種目について、ここで確認をしたいと思います。


歴史は、思ったより古くはなく、各競技で個別に行われていた全国中学生大会を、文部科学省の通知により、日本中学校体育連盟が、1979年(昭和54年)に「全国中学校体育大会」として開始をしました。ですから、現在の「全中」は、まだ50年も経っていないのですね。


現在の「全中」は、夏季・冬季別に、以下の計20種目が行われています。

・夏季大会(16競技)

 陸上、水泳、バスケットボール、サッカー、ハンドボール、軟式野球、体操、新体操、バレーボール、ソフトテニス、卓球、バドミントン、ソフトボール、柔道、剣道、相撲

・冬季大会(4競技)

 駅伝、スキー、スケート、アイスホッケー


しかし、この全中も、2027年度以降、少子化や教員の負担、開催コストという課題を背景に、「水泳、体操、新体操、ハンドボール、男子ソフトボール、相撲、アイスホッケー、スキー、スケート」の9種目が、廃止される予定となっています(種目によっては、協会や連盟が独自で実施予定のものもあり)。


古中生の皆さんが、保護者世代になったときには、もっと少子化が進んでいると思いますし、地球温暖化も進んでいるかもしれません。部活動はなくなり、地域クラブのチームのみになっているかもしれません。はたして夏の大会はどうなっていくのでしょうか。少し心配になりますね…^^